セ−ルスミ−ティング（SILVA ＆ Garmin）に行ってきました。

１１月中旬から、SILVA (スウェーデン)とGarmin (上海)のセ−ルスミーティングに行ってきました。
どちらも毎年行われ、SILVAは他の展示会と重なるため２年に１回になってしまいます。

SILVA(スウェーデン)セ−ルスミーティング

今回は前回のようなスキ−場ではなく、車で行ける小さな小島で行われました。多くのコテ−ジや温泉があるなかなか素晴らしいロケ−ションで、向こうの人はこのような場所で週末を過ごしているようで、日本人とは人生の楽しみ方が違うと感じました。
ミ−ティングは前回と同様の内容でしたが、中身の濃い時間をすごしました。前回寒くて凍えそうだったナイトアクティビティは、有るにはあったのですがもっとわかりやすく楽なモノで、雪が全く無かったため快適に過ごすことができました。
スウェーデンも温暖化の影響か今回の会場は暖かく、逆に日本に帰った時の方が寒さが身にしみました。

２年前の時に同室だったSILVAノルウェ−のアンドレアスに会いたかったのですが、彼はすでにSILVAを退職しており、他のスポ−ツメ−カ−で働いていることをやはり同室だったSILVAのニクラウスから聞きました。
アンドレアスは、２年前に見せてくれた写真の彼女と結婚して、子供が２人できたようです。
彼らとは同部屋になり、様々な話をしたり飲んだり、良い時間を過ごしました。
アンドレアスとは、来年ミュンヘンで開かれる「ISPO 2020」で会えるかもしれません。

また、２年前にあった他の国のディストリビュ−タ−の何人かはこっちを憶えていてくれて、いろいろ話ができました。今回は、最終日のディナーの後の大卓球大会で盛り上がりました。
この時、携帯を部屋に忘れてしまい、ちょっと飲み過ぎて写真が撮れなかったのが残念です。

今回のミ−ティングで特筆すべきは、来年後半から発売される商品です。おそらく世界で初めての試みのもので、なかなか面白い商品でした。これは来年の１月の「ISPO 2020」(ミュンヘン)で発表されます。
来年もこのセ−ルスミ−ティングに来たいのですが、この新しい商品をどれだけ売れるかですね−−−−−。SILVAは今年の売上も、前年比２.７％増の売上だったようで、この１〜２年の状況を考えるとよく頑張っていると言えるでしょう。

Garmin(上海)セ−ルスミーティング

今回のセ−ルスミ−ティングは、上海で行われました。２年に１回の割合でこちらの大陸で行うようです。こちらも今年の状況説明、担当者の紹介、新商品紹介、今後の戦略方針等、例年通りの販売店会議でした。
ただ、ガーミンのアジア地区の販売成績は、この5年間でほぼ倍額の売り上げになっています。責任者の「アル」はだいぶ鼻の穴が膨らんでいました。またエクスポートマネージャーのアンソニーはもっと努力をして更に販売実績を上げるように「激」を飛ばしていました。

また例年通りのアワードセレモニーでは、日本の「G-fishing」さんが相変わらず素晴らしい成績で、今年は「Distributor of the year」を受賞しました。彼と話をする度に、その発想と行動力に驚くばかりです。こちらも契約書にサインをして、来年もなんとかガ−ミン商品を販売できることになりました。

ただ、セ−リングボ−ト業界は日本で作る新艇がほとんど無く、新艇の９５％が輸入艇と言う状況は来年も変わりそうもありません。かといってアフタ−マ−ケット市場は、セ−ラ−の年代がどんどん上がって今後もそれ程期待できません。
更にこの市場に、B&G、レイマリン等と競合ということになりますので−−−−−。頭が痛いです。
SILVAも商品の品質低下と工場の移転での納期遅れで、かなり評判を落としているのでどうなりますか？
新商品だけで盛り返せるとは思いません−−−。
とにかく頭を振りしぼるしかありませんが−−−−−−−。